2021/03/15
一般家庭でも広く普及をしてきた配線ダクトは、本来は企業や学校・病院などで利用をされてきた産業設備です。1960年代に日本で開発をなされ、今ではイギリスからアメリカ・フランスといった世界各地に普及をしました。そして家庭でもたくさんの家電を設置されるようになったことで、今では新築のマンションや戸建てでも最初から取り付けられているほどです。そこでここでは、株式会社で活用し易い配線ダクトにスポットを当ててご紹介をしていきましょう。
株式会社ではパソコンからコピー機・ファックスなど、たくさんのOA機器があります。そのすべてで電気を必要としており、必ず電源コードをコンセントに接続して使用しないといけません。株式会社の場合だと、さほど設置している電気器具を移動させる必要はないので、固定されている配線ダクトを導入すると良いでしょう。その固定されているものとは、隠ぺい工法と呼ばれるものです。
通常であれば壁や床に化粧カバーというものを取り付ける配線ダクトですが、隠ぺい工法ではその限りではありません。特徴を簡単に説明すれば、壁や天井の内部にアルミ製のダクトを入れておき、その中に各種電源を備えるというものです。この方法だと外側からケーブルが見える心配もなく、室内景観を保つこともできるわけです。株式会社では大勢の人が行き交うので、足元はもちろんのこと景観も守る必要があり、その役に立っているのが隠ぺい工法の配線ダクトです。