2021/03/15
全国各地には数多くの工場があり、そこでは必ずと言っていいほど電気を使用したマシンがあります。電気を使う器具には電源コードが備わってるため、電気を供給するためにコンセントへと敷設をされているわけです。一般家庭でも今では10個以上もの家電がありますが、そのすべてをコンセントにつないだ場合、床一面のコードが散乱することは誰もが理解できるでしょう。菓子パンや冷凍食品・弁当などを製造している食工場では、1つのフロアで計40台以上もの機械が稼動をしています。
この食品工場向け専用の配線ダクトが販売されており、一般的にはULタイプと呼ばれています。ULとはアンダーラインの略語で、床の内部に配線ダクトを備えているのが特徴です。ここでは簡単に、ULタイプの配線ダクトの概要を見ていきましょう。大手食品会社では、全フロアにULを備えており、最大出力は4、000kwとなっています。
計108個のコンセントが床にあって、一見すると電源コードを確認することもできないほどの緻密なものです。配線ダクトでは基本はケーブルを収納するだけの機能しか備わっていません。ところがULタイプには、主電源から引き込んでいるコンセントと電線があり、電力を供給することも可能です。これが外側からコードを確認できないほど、すっきりと片付いている印象を受ける要因であり、大勢の方が働く食品工場で大活躍をしているわけです。
配線ダクトの良さを最大限に引き出しているアイテムです。