2021/03/15
結束バンドは、コードをまとめたりする時に簡単に利用できるものとして一般家庭でも愛用されています。一般的な結束バンドは、室内で利用することを想定していますので、安いものであっても容易に利用できるメリットがあります。実際に、低価格のものではわずか数百円で購入できるものも存在します。安いからといって品質が悪いわけではなく、一度利用しておくと数年は何もしなくても使い続けることができるくらいの強度はあります。
一方で、室外で利用するときには相応の強度を持っておかなくてはいけないのが結束バンドの特徴です。室外でも、大型のコードを結ぶときに結束バンドは利用されます。代表的なものでは、太陽光発電を設置するときです。基本的に、太陽光発電の設置はソーラーパネルに太陽光を集光することで成り立ちます。
つまり、室外での作業が不可欠になります。この場合、室外で設置されている様々なコードを結んでおく必要がありますので、それに対応できるだけの製品が必要です。問題となるのが、室外に晒され続けると室内で利用し続けるよりも劣化が早くなってしまうということです。特に、太陽光の力は非常に強いので、耐熱対応などをきちんと持っているものを使わないと長期で使い続けることができなくなります。
結束バンドそのものの材質も、そういった環境に対応しておかなくてはいけません。材質は製品によって大きく違いますので、用途に寄って使い分けることがとても重要です。