2021/03/15
現代の住宅にはさまざまな家電製品が使われていて、人々の生活を便利かつ豊かにしてくれています。しかし、使い方次第では思わぬトラブルを招くこともあります。ケーブルの扱いもそうしたトラブルの原因の1つで、コンセントにつないだ電源ケーブルを床の上に放り出したままにしていると、足を引っかけて転倒したりといった事故のもとになります。また、ペットを飼っている家庭であれば、ケーブルを齧って感電してしまうなどのリスクにも注意する必要があります。
こうしたトラブルを避けるには、家電製品のケーブルをきちんと整理しておくことが大事ですが、その際に利用すると便利なのが、結束バンドと呼ばれる製品です。結束バンドは長さが100mmから150mm程度の樹脂製のバンドで、ヘッドの特殊な構造によって締め上げると元には戻らないようになっています。これを用いてケーブルを束ね、壁際や家具の陰などに寄せておけば、お部屋の中がスッキリします。事故を防げるばかりでなく、お掃除も楽になります。
結束バンドは文房具店などで手軽に購入することができますが、製品によってはカラーバリエーションが豊富だったり、ネームタグを付けられるものがあったりします。これらを上手に活用すれば、ケーブルを見分けやすくすることもできます。テレビやビデオ、スピーカーなどのAV家電は配線が非常に複雑ですが、それぞれに色分けされた結束バンドを使ったり接続先を書いたタグを付けたりすれば、大掃除の時などにいったん外しても再接続の作業が簡単にできるようになります。