結束バンドの利便性に慄くが良いわ~~

使いやすさは抜群

結束バンドとは一般呼称であり登録商標が存在します

time 2021/02/15

結束バンドとは一般呼称であり登録商標が存在します

様々な用途で便利な結束バンド、きっとあなたも1度は目にしたり使ったりしたことがあるでしょう。バンドには様々な呼び名が存在します。例えば、インシュロック、タイラップ、ケーブルタイなど…実はこれら全ては呼称こそ違いますが、基本的には同じものを指しています。細かく説明すると、インシュロックとタイラップは登録商標であり、結束バンドやケーブルタイという呼び名は一般名称なのです。

まず、1つ目のインシュロックとは、ヘラマンタイトン株式会社が作っている結束バンドの商品名であり、登録商標です。ヘラマンタイトン株式会社は、1970年にタイトン株式会社として日本で誕生し、その後シンガポールや中国などのアジア大陸に進出している企業です。他にも、環境に配慮した100%植物由来の樹脂で作られたインシュロックを、日本で初めて開発するなどケーブルタイのパイオニア的存在でもあり、1番メジャーな企業といえるでしょう。その一方で、結束バンドの中で歴史が1番古いとされているのがトーマス・アンド・ベッツ社が作っているタイラップという商品で、これも登録商標です。

トーマス・アンド・ベッツ社は、1958年に世界で初めてこの形状の配線材料であるタイラップを発明し、製品化に成功させました。現在は、残念ながらスイスの会社に買収されたためABB株式会社の製品として販売されています。現在、ヘラマンタイト社ほどのシェアはありませんが、やはり世界初のタイラップを作った企業ということで、今なお高い信頼性と人気を誇っています。つまりまとめると、ヘラマンタイトン株式会社のバンドがインシュロックであり、トーマス・アンド・ベッツ社のバンドがタイラップということなのです。

そして、こういったタイプの配線材料のことを、ひとくくりにまとめて結束バンドと呼ぶ事も是非とも覚えておいて下さい。

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