2021/03/15
ケーブルの結束や固定でおなじみのアイテム結束バンドは、一般家庭やオフィスに屋外と様々な場所で広く活用されています。選定の際は素材や色に耐候性、難燃性などの特徴が重視される傾向ですが、長さと共にmm幅も重要だといえます。一般的に流通量が多く沢山使われているのは2mm幅くらいの結束バンドで、太過ぎず多用途に対応することから安定の人気を誇ります。結束バンドのmm寸法は、実は長さと幅だけでなく厚みの項目もありますし、胴体部分と先端部分によっても違ってくるので注意が必要です。
先端の幅や厚みがある製品は、太くて重いケーブルもしっかり結束できますが、結束部分が不格好になりがちなので、使用場所によっては選定に気をつけたいところです。結束するケーブルの本数が多かったり、重みがあって負担が大きく掛かりそうな場合は、太めの結束バンドを選ぶことが大切です。市販製品のmm幅は細分化されている傾向で、とても細いものが製品化されていれば、一方では10mmを超える太い製品もあります。太い結束バンドは結束時の結束径が大きく、10cmや15cmくらいの束をまとめることも可能ですから、保持力についても凄いことが窺えます。
太さでいえばマジックテープタイプの製品が充実していますが、マジックテープだと保持力に限界があるので大量のケーブルの結束には不向きです。それとただ太ければ良いというわけではなく、用途に合う製品の候補をリストアップしたり、コストも考えながら比較検討や絞り込みを行うことがポイントとなります。