2021/03/15
配線ダクトとは電線やケーブルを整理や保護するために使用する管で、側面に切れ込みがあって任意の場所で電線やケーブルの引き込みや引き出しが可能となります。施設に電気を供給するための配電盤や分電盤の中でも使用されていて、電気工事では頻繁に使われているものです。配線ダクトを使用すると複数のケーブルを省スペースにまとめられて便利なだけでなく、ケーブルや電線を保護してくれる役割を持っています。もし、これを使用しないと線が露出してしまい、線に何らかの衝撃が加われば断線してしまって非常に危険です。
またほこりやごみなどから防いでくれる役目もあるほかに、見栄えもきれいになります。照明に使用している、トラックライトやライティングレールも配線ダクトに分類される製品です。オフィスで使われている配線ダクトは専門業者が手配してくれたり、或いは社員がインターネットで購入できますが、その製品も各メーカーによりいろいろあるので、数種類の製品を比較して自社に合うものを選んだほうがいいでしょう。複雑な配線に困っているところなら、ぜひ配線ダクトを活用することをお勧めします。
そうすれば乱雑なケーブルを収納して保護できるので、買い替えの回数を減らせます。長期的に見ればコストダウンにも繋がり、経費削減可能です。その取付作業は多少経験を要しますが、慣れればその利便性からいろいろな環境で活用可能です。試しに一度使ってみればその良さを実感できます。